2018年05月10日
骨盤は男女で形が違う?それには理由があった!

こんにちは!
今回のテーマは「骨盤」です!
人間は、四足歩行から二足歩行になったことから骨盤は大きく変化し、
その反面、腰の悩みも増加しています。
骨盤の形には男女差があり、大きさ、形、機能、など男女の骨盤は大きく違います。
男女の骨盤の違いは??
気になる男女の違いですが、まずは腸骨の開き具合が違います。
腸骨とは、図の赤丸で囲った部分になります。

また、女性の方が大きく開いているのがわかります。
そして上から見ると、男性の骨盤は「ハート形」ですが、女性は「丸形」です。

この違いは、出産という問題を解消するために出来た違いです。
出産する際に、男性のような狭い骨盤だと胎児の成育に支障を来たしかねません。
さらに、出産する際に開口部が「ハート形」だと胎児の頭が通りにくくなります。
このように、子供を出産するためだけに女性の骨盤は進化してきたことがわかります。
女性は本当に偉大な存在ですね。
骨盤が進化したが故に起きている問題って??
このように、進化した骨盤も様々な問題を抱えています。
その理由は骨盤の構造にあります。
多くの骨は筋肉によって繋がっています。
しかし、骨盤にある「仙腸関節」という関節は筋肉ではなく、靭帯によって繋がっているのです。
靭帯は硬くて強く、伸縮性にも乏しいです。
そのため、骨盤にある仙腸関節の動きはほんの数ミリ程度です。
しかし、この数ミリの動きがとても重要な役割を果たすのです!!
骨盤にある関節「仙腸関節」の重要な役割とは!?
歩くときで考えます。
例えば、右脚を一歩前に出します。
この時に骨盤も一緒に前に出ますが「仙腸関節」がたわむことで、歩くことで生じる衝撃を軽減しているのです。
ここで女性の骨盤で考えてみます。
女性の骨盤は男性と比べて大きく開いています。
そのため、体の中心から大腿骨までの距離が長くなるのがわかります。
すると、脚を振り出した時男性に比べてより大きな遠心力が働き、大きな負担となるのです。
それによって、仙腸関節の靭帯は負担がかかりやすく、
それがいわゆる「骨盤の歪み」にも発展するのです。
また、女性は生理が来るたびにホルモンの影響で仙腸関節は緩みます。
そして出産時には靭帯が緩み、胎児の体重もあるため、体重の増加によりかなりのストレスが加わります。
もちろん、男性の骨盤も歪みは生じます。
しかし、今まで述べてきたように女性には妊娠・出産というものがあり、
はるかに女性の方が負担が大きいのです。
次回は、骨盤が歪む原因とそのチェック方法をお伝えします!
みなさん楽しみにしていてください!
気になる方はこちらから是非覗いてみてください♪
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Posted by 森直也 at 18:11│Comments(0)
│健康
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