段差の昇り降りで膝が痛むあなたへ!

森直也

2018年07月30日 14:26






みなさんこんにちは!

「膝の痛みで家の段差の昇り降りがきつくなった」
「階段を降りるときに膝が痛む」
「手すりなど何かつかまらないと階段が昇りづらい…」

上記のような症状で悩んでいませんか?

今回は、段差の昇り降りの時の膝の痛みについてお伝えします。


段差の昇り降りで膝が痛む原因

変形性膝関節症の多くは、O脚と言われる変形をしています。

O脚になればなるほど膝に力は入りづらくなり、痛みも強くなることがあります。

膝を曲げ伸ばす可動域も狭まり、日常生活に大きく支障が出てきます。


そこで病院に行くと、

「膝の周りの筋力が落ちています。膝の筋肉を鍛える運動をしましょう」


そう言われた経験がおありではないでしょうか?

果たして、膝周りの筋肉を鍛えてその膝の痛みは改善しましたか?

膝周りの筋肉を鍛えても痛みが取れないことがほとんどです。

膝に痛みが出たり、筋力が低下したりするのは膝関節だけが原因ではありません。

段差の昇り降りの際に痛みが強い方の多くは、「股関節」に原因があることがほとんどです。

特に「大臀筋」と「中臀筋」の筋力が低下したり、正しい筋肉の使い方ができていないことが多いです。

大臀筋とはお尻についている筋肉であり、中臀筋は股関節の外側についている筋肉です。
O脚などにより変形が生じていると、うまく力を発揮できなくなり、徐々に筋力が低下してきます。


大臀筋と中臀筋が原因で膝に痛みが出るってどういうこと?

人間は立っている時や歩いている時などには、地面から「床反力」と呼ばれる力を受けています。
この床反力に負けないように筋肉が働いており、人間は安定して立位姿勢をとることが出来るのです。

床反力は、体の重心に向かってまっすぐに働いています。
体の重心は大体ヘソの位置にあります。

身体を動かすと重心の位置も変化し、階段の昇り降りでは一度重心の位置から外側へ移動します。

このとき、これ以上外側へ重心の位置が離れすぎないように筋肉を働かせます。

この時に、主に働く筋肉が「大臀筋」と「中臀筋」なのです。
大臀筋と中臀筋が働くことで、重心を外側へ移動し過ぎることなく、膝関節を安定させてくれます。


治療のポイント
膝ではなく、大臀筋や中臀筋を鍛えることで段差の昇り降りは痛みなく出来るようになりますが、それだけでは不十分です。

膝の痛みが再燃することなく、日常生活で痛みなく楽に過ごせるようになるにはポイントがあります。


・姿勢や動作の癖を見極めて膝に負担がかかっている動作を避ける
・背骨の調整をする
・習慣化できるまで脳みそで学習する

大臀筋や中臀筋は骨盤を介して体幹筋と一緒に連動して働きます。

大臀筋と中臀筋がしっかりと力が発揮できるように、体幹筋がくっついている背骨の調整が必要になります。

背骨を調整し、体幹の筋肉が発揮しやすくなることで、姿勢の改善や動作がしやすくなります。

さらに、その状態を維持するには脳みそが学習し習慣化する必要があります。


以上に述べたように膝に痛みがある場合でも、膝以外の部分に問題があることがほとんどです。

段差の昇り降りで膝が痛む方は参考にされてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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