膝の痛みがあると膝がガクッと抜けるのは何で?
みなさんこんにちは!
歩いていると膝がガクッと抜けることはありませんか?
膝の痛みが強くなり、歩いていると急に膝が抜ける症状に悩んでいる方は多いです。
その方々にお話を聞くと、「膝の筋力が落ちてきたから…」と言われる方がほとんどです。
本当に「筋力」の問題だけでしょうか?
もちろん筋力低下の影響により、膝が抜けることもあります。
しかし、かなり高齢であったり、寝たきりの方、足の筋力低下が著しい方でない限り膝が抜ける感じが起きることはありません。
では何が原因なのでしょうか?
膝がガクッと抜ける原因は??
・膝にあるセンサーが働きにくくなっている
・柔軟性の低下
大きく分けてこの二つが原因と考えられます。
肩や股関節・膝関節など各関節には関節にかかった衝撃を感知するセンサーがあります。
そのセンサーが反応して脳に伝わることで筋肉が働き、関節にかかる負担を軽減するのです。
しかし、膝の痛みが強くなったり、腫れたりするとそのセンサーの機能が低下し、反応が鈍くなります。
すると、筋肉の反応も遅れてしまい、膝がガクッとなってしまうのです。
また柔軟性の低下により起こることもあります。
具体的な筋肉としては、
・お尻の筋肉(大臀筋)
・腿裏の筋肉(ハムストリングス)
・ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)
これらの筋肉が硬くなることで膝は常に曲がった状態になってしまいます。
膝が常に曲がった状態ということは、常にスクワットをしている状態です。
すると、動作時に膝周りの筋肉がうまく使えなくなり、膝がガクッと抜けてしまうのです。
対処法は?
原因は大きく分けて二つあると述べました。
対処法として大事なのが、何が原因でそのような状態になっているのかをしっかりと調べることです。
靭帯や半月板の損傷が原因なのか。それとも姿勢の歪みや動作の癖が原因なのか…
自分で判断せず身体のプロに見てもらうことをオススメします。
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