腰痛の種類によって原因・対処法は違う

森直也

2018年06月02日 18:24





こんにちは!

腰痛は国民病とも言われるくらい悩まれている方は多いです。

腰痛には、
・原因がはっきりとわかっている「特異的腰痛」と
・骨などに異常がなく原因が明確ではない「非特異的腰痛」に分けられます。

しかも、腰痛の中では「非特異的腰痛」が85%も占めると国が認めています。

しかし、原因が全くないわけではないはずです。
何か原因があるからこそ腰に痛みとなって症状が出ているからです。

そこで今回は、腰痛の種類とその対処法を「非特異的腰痛」も踏まえてお伝えします。


腰痛の種類

①腰椎椎間板ヘルニア
背骨と背骨の間には、クッションの役割を果たす軟骨(椎間板)があります。
その椎間板の内部にはゼリー状の髄核(ずいかく)と呼ばれるものがあります。

一般的には椎間板がつぶれ、髄核が外に出てしまった状態を「椎間板ヘルニア」と言います。
・腰だけではなく、太もも裏から足先にかけて痺れや痛みがある
・脱力感やひどい場合には排尿障害を伴うことがある
・前屈すると痛みが増強する

②腰部脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症とは、脊柱管と呼ばれる背骨の中の空洞(下図の赤丸)が狭くなり、神経が圧迫され痛みや痺れが生じます。
・長時間歩くと腰に痛みや痺れが出るが、休憩すると良くなる
・脱力感や排尿障害を伴うことがある
・前屈すると痛みが楽になる

③腰椎圧迫骨折
骨粗鬆症となり、骨がスカスカになると軽い衝撃でも骨折が起こりやすくなります。
尻もちをついたり、重いものを持ち上げただけでも骨折を伴う場合があります。
・骨粗鬆症と言われたことがある
・身長が昔に比べて低くなった
・寝返りや起き上がりで痛む

④変形性腰椎症
変形性腰椎症とは、腰の骨と骨の間にある椎間板という組織の厚みが減り、その近くにある骨(椎骨)、関節(椎間関節)が傷むことで起こる痛みのことを言います。

・動き始めや朝起きた時に痛む
・動いていると比較的楽になる
・立ちっぱなしなど同じ姿勢が続くと痛む

⑤腰椎すべり症
すべり症とは、腰の骨である腰椎が前へすべり、骨の並びがずれて起こる腰痛です。
骨のズレが大きくなると、痺れや痛みがひどくなる場合があります。

・同じ姿勢を取り続けると重だるく痛む
・腰を反ると痛みが強くなり、前屈すると楽になる
・激しいスポーツをしたことがある

⑥急性腰痛症(ぎっくり腰)
・重いものを持ったり、無理な姿勢をとる、くしゃみなどしたりした際に激痛が走った
・体を反らしたり動いたりすると痛みが出る

⑦非特異的腰痛
・長時間同じ姿勢でいることがある
・ストレスを感じている
・腰を揉むと少しは楽になる


原因が特定できない「非特異的腰痛」とは?

厚生労働省によると、日本人の4人に1人が腰痛持ちであり、一生のうちに腰痛を経験する人は84%に及ぶと言われています。
それだけ腰痛に困っている方は多いのです。まさに国民病といっても過言はありません。

特異的腰痛とは、病院でレントゲンやMRIなどの検査によって、骨や神経など腰の構造に異常があった場合の腰痛を言います。
画像上原因がわかる腰痛ということですね。

それとは対照的に、画像診断では骨や腰の構造に異常がないが腰に痛みがある場合を「非特異的腰痛」といいます。
腰痛に困っている方のうち、約85%の方がこの「非特異的腰痛」だと言われています。

背骨は3つのカーブがあります
このカーブによって、頭や上半身の重みを支え、重みを分散しているのです。

しかし、姿勢の崩れや、この背骨のS字カーブが崩れてしまうと、重みを分散できなくなり腰の筋肉に大きな負担がかかります。

つまり、このような状態になって骨や神経に異常がないのに、筋肉への負担が大きくなることで腰に痛みが生じるというわけですね。

非特異的腰痛の解消法!

非特異的腰痛の改善のポイントとしては、大きく分けて3つあります!
1つ目に、背骨や筋肉の柔軟性を高めること
2つ目は、腰を支える筋肉を強くすること
3つ目は、正しい姿勢を維持することです。


その中でも1つ目にある「 背骨の柔軟性を高めること」がとても重要です。

背骨は3つのカーブがあります。
なぜカーブがあるのか…それには理由があります。

人は歩く時には、膝や股関節そして腰に大きな負担がかかっています。
では、その負担をどこで和らげているのでしょうか??

膝ですか?股関節ですか?背骨ですか??


…正解は全てです!
しかし、それぞれ負担を和らげる割合が違ってきます。

先ほども述べたように、背骨には3つのカーブがあります。そのカーブがバネの役割を担っているのです。
背骨のバネの役割が大きく貢献しています!

しかも、割合としては90%!!!!!!!!
背骨が9割も負担しているということです!

逆を言えば、背骨の柔軟性が低下してしまい、バネの役割が減ったとします。

そうすると、身体にはどんなことが起こるかもうお分かりですよね…??

そうです!
背骨で負担を軽減できない分、膝や股関節そしてにまで負担がかかってきます!!!

まとめ
今回は、腰痛の種類によって原因、対処法が違うことを述べました。
特に非特異的腰痛は、湿布や安静で済まされることが多く、たくさんの方が困っている腰痛です。

今回お伝えしたように、背骨の柔軟性を高めることは、腰痛軽減、腰痛予防にとても効果的です♪

身体、背骨の硬さが気になる方、腰痛にお困りの方などお気軽にお問い合わせください♪

最後までご覧いただきありがとうございました♪
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